欧風菓子クドウへお邪魔してきました。
修行先に顔を出すってのは案外緊張するもので、お陰で前日の夕方からおなかの調子を一気に狂わせた(笑)
お土産は修行時代から皆に喜んでくれた「坂角のゆかり」。今回は金色の缶タイプにしてみた。ちなみに名古屋のういろうは昔一度持ってった時に、皆「・・・・・。」だった。
お店に顔を出すのはもう20年ぶり位か?以前は馴染みの社員さん達や後輩がいたので気軽に行ってたけど、今はそうはいかないので事前に社長にアポ取って訪問してきました。因みに今の社長さんは、以前ベルジュールに遊びに来てくれました。
クドウへ寄る前に、昔住んでた所や良く行ってたお店等色々見てきたけど、いや~もう色々懐かしかったですね~。ってか人口増えすぎ!
ん?玄関周り改装して綺麗になりましたね!まさかの理由は後程聞くことに。。。
お店に入ると社長の宮東さんもすぐ来てくれて、色々とお話タイム。その後懐かしの工場に入らせてもらい、そこで懇願タイム!
「一つお願いが!レーズンシロップ少しだけ頂けますか?」
レーズンシロップとは、クドウの超有名なお菓子「レーズンクッキー」を作る上での超重要な秘伝のシロップである。もう50年近く?それ以上?継がれており、自分も30年ほど前にレーズン煮担当として、半年間このシロップに携わっていた。
大きな銅釜で炊き上がるレーズン。自分が担当してた時は「春~夏」だったので、レーズン部屋の温度は60度超え!いや~若かったからできたけど、今やったら数分で倒れますw。そんな懐かしさいっぱいのレーズン室で、宮東さん自ら味を見てくれて、一番良いシロップを入れてくれました。宮東さん!快く譲ってくださり、本当に有難うございました!
その後もお店の喫茶室で色々お話し、焼き菓子を購入してお店をあとにしました。今回、恩師でもある会長には会えなかったけど、元気との事で安心しました。
今度は妻も一緒に行きますので、どうぞよろしくお願い致します。ありがとうございました。
さて、ベルジュールのレーズンクッキーですが、このシロップを使って更にレベルアップします!乞うご期待!
尚、今回はクドウしか行けなかったけど、今度は千倉のル・セーベと瑞江のパティスリータクに行きたいと思っております。ん?日本菓子専門学校にも行かないとw